杉並区荻窪・吉祥寺エリアの大人のための認定医による矯正歯科専門外来
マウスピース矯正(アライナー・インビザライン)や裏側(舌側)装置による
見えない・目立たない成人矯正ならグラーツ
GRAZ DENTAL CARE
グラーツデンタルケア
杉並・吉祥寺 大人のための矯正歯科
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-20-12-1F
(中央線・総武線・東西線 西荻窪駅より徒歩1分)
診療時間 | 大人の矯正治療外来は |
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休診日 | 月曜・日曜・祝日 |
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「八重歯がコンプレックスだから、マウスピース矯正を検討している」という人は多いですよね。
周囲の人に矯正治療を気づかれる可能性が低いマウスピース矯正ですが、「矯正後に顔が変わってしまう」、「思うような効果が得られなかった」と、マウスピース矯正をしたことに後悔している人もいるようです。
この記事では、八重歯の人がマウスピース矯正をする際のポイントをはじめ、以下6つを解説していきます。
・マウスピース矯正とは
・マウスピース矯正にかかる費用
・マウスピース矯正にかかる期間
・八重歯を放置するデメリット
・マウスピース矯正で後悔する6つのポイント
・マウスピース矯正で後悔しないための5つのポイント
そもそも、マウスピース矯正はどのようなものなのか、マウスピース矯正の八重歯治療にかかる費用や期間が気になりますよね。
マウスピース矯正なら、従来のワイヤー矯正よりも安く・早い矯正治療が受けられるという話もありますが、実際はどうなのでしょうか?
まずはマウスピース矯正についての理解を深めて、自分には合う矯正方法なのか?ワイヤー矯正の方がいいのか考えてみましょう。
マウスピース矯正はマウスピース型の矯正器具によって歯列を整える矯正方法で、軽度なすきっ歯・八重歯・出っ歯の矯正治療に向いています。
透明度の高いマウスピースを使用するため、他人からは矯正治療をしていることがほとんどわかりません。
ワイヤー矯正のデメリットでもあった、審美面・痛み・違和感が少ないため、人と話す機会が多い人におすすめの矯正方法です。
マウスピース矯正は歯にブラケットやワイヤーを装着しないので、審美面を気にしている人から注目を集めていますが、適応症例がワイヤー矯正に比べて少ないので注意が必要です。
抜歯をしたり大きく歯を動かしたりする矯正治療を希望する場合は、マウスピース矯正が行えません。
上記の症状で周囲にバレない矯正をしたい人は、裏側ワイヤー矯正を検討してみるのがおすすめです。
マウスピース矯正には全体矯正と部分矯正があり、全体矯正の費用相場は60万円~100万円、部分矯正の費用相場は10万円~50万円程度かかります。
マウスピースブランドによっても費用が異なるため、費用を抑えたい人は、安価なマウスピース矯正ブランドを取り扱っている歯科医を探すのもおすすめです。
マウスピースブランドごとの費用相場は、以下の表を参考にしてみてください。
マウスピース矯正ブランド | 全体矯正の費用相場 | 部分矯正の費用相場 |
インザビライン | 70万円~100万円 | 30万円~50万円 |
クリアコレクト | 40万円~90万円 | 15万円~35万円 |
アソアライナー | 20万円~50万円 | |
マウスピース矯正ローコスト | 45万円~115万円 | 30万円~75万円 |
スマイルトゥルー | 20万円~60万円 |
マウスピース矯正にかかる期間は、全体矯正の場合1年~2年、部分矯正の場合3か月~1年が目安になります。
「前歯のすきっ歯な部分を少し整えたい」という場合はワイヤー矯正よりも短期間で矯正が終了するので、気軽に歯並びを整えられます。
ただし、矯正終了後は後戻りしやすいので、一定期間リテーナーをつけて歯並びを固定しなくてはいけません。
八重歯は叢生(そうせい)と呼ばれる不正咬合ですが、日本ではチャームポイントとして受け入れられています。
「八重歯があるとかわいい」といわれることもありますが、八重歯を放置しておくと思わぬ落とし穴に陥ってしまうかもしれません。
ここからは、八重歯を放置するデメリットとして以下3つを解説するので、八重歯矯正をするか悩んでいる人は参考にしてみてください。
八重歯はほかの歯よりも犬歯が前に飛び出し、隣の歯と重なっているので、歯磨きをするときに磨き残しが起こりやすくなるため、虫歯や歯周病リスクが高い傾向にあります。
また、八重歯の生えている部分の歯茎はほかの歯茎よりも薄いので、歯茎が下がり歯の根が露出するリスクも高いです。
歯の根はエナメル質に覆われていないため、虫歯になりやすく、知覚過敏になってしまう可能性もあるので注意しましょう。
八重歯がある人とない人を比較すると、八重歯がある人は口が閉じにくく、口呼吸になってしまうことも多いです。
口呼吸になると口の中が乾燥して口内に細菌が増えてしまうので、八重歯があると口臭が強くなる可能性があります。
八重歯があると、口呼吸や磨き残し・虫歯・歯周病などが原因となり口臭が発生しやすくなるので、八重歯矯正で歯列を整えるのがおすすめです。
八重歯はほかの歯よりも前にずれて生えているので、食べ物を噛んでいるときに誤って唇や頬の内側の粘膜を噛んでしまうことがあります。
唇や頬の内側の粘膜を噛んでしまうため、常に口の中に口内炎があるという人も少なくないでしょう。
また、八重歯によって噛み合わせが悪いと、歯や歯茎にとって大きなダメージとなり、咬合性外傷という歯周病のような症状を引き起こす可能性もあります。
咬合性外傷とは、歯並びや咬み合わせの悪さが原因で、歯や歯茎、顎にダメージが出てしまうことです。
咬合性外傷を放置すると、歯茎が腫れたり、歯がグラグラしたり、咀嚼時に痛みがでることもあります。
最悪の場合、咬合性外傷が原因で歯が割れ、抜歯が必要になることもあります。
「八重歯をマウスピース矯正して後悔した」という人の多くは、マウスピース矯正のデメリットを熟知していなかったことが原因と考えられます。
あらかじめマウスピース矯正のデメリットと対策方法を知っておくことで、後悔のない矯正を行えるでしょう。
最後に、マウスピース矯正の後悔ポイントと、矯正を受ける際のポイントを解説していきます。
八重歯矯正にマウスピース矯正を選んで後悔する人の多くは、マウスピース矯正についてしっかりと下調べをして、デメリットを確認していなかった可能性があります。
マウスピース矯正はいい面ばかりが広告でPRされているので、メリットだけみて矯正を行うと、「こんなはずではなかった」と思うこがあるでしょう。
マウスピース矯正をして後悔する人は、主に以下6つを理由にあげることが多いです。
マウスピース矯正は、歯を動かすスペースを確保するために、歯の表面を削ることがあります。
「ワイヤー矯正は抜歯する必要があるから、抜歯の必要がないマウスピース矯正を選んだ」という人は、健康な歯を削らなくてはいけないため、そんなつもりはなかったのにとガッカリするかもしれません。
また、歯の隙間や大きさを揃えるといった、審美面から歯を削ることもあります。
マウスピース矯正は痛みがない矯正方法として広く知られていますが、矯正開始時やマウスピースを変更したばかりのときは、痛みを感じることがあります。
マウスピース矯正による痛みは、「引っ張られるような痛み」や、「締め付けられるような痛み」と表現されることが多く、2日程度で気にならなくなるでしょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比較して痛みは少ないですが、まったく痛みがないわけではありません。
「マウスピース矯正をしているけど、思ったような効果が得られない」と感じている人は、マウスピースの装着時間が短いことが考えられます。
マウスピース矯正は自分で着脱できますが、20時間以上着用し続けなければ歯列矯正の効果を実感できません。
マウスピース矯正をはじめるとき歯科医師に指導された通りに矯正を進めないと、歯並びが悪くなってしまうこともあるので注意が必要です。
出っ歯の人はマウスピースを装着しているせいで、鼻の下の溝である人中が長く見えたり、矯正終了後にほうれい線が気になってしまうという人もいるため、矯正のカウンセリングでしっかりシミレーションしてもらう必要があります。
マウスピース矯正をすると口元のバランスが整い、横から見たときの口の出っぱりがなくなるので、横から見たとき、Eラインの整った顔になります。
また、噛み合わせがよくなることで歯ぎしりや食いしばりがなくなり、咬筋への負担が軽減されるため、エラが小さくなることもあります。
このことから、矯正中と矯正後には顔が変わるといわれているのです。
マウスピース矯正をしたせいで虫歯や歯周病になったという人は、普段からデンタルケアが不足している可能性が高いです。
通常は唾液によって食べかすや細菌を洗い流せますが、マウスピースをしているとその唾液の恩恵も期待できません。
とくに、八重歯がある人は歯が重なっている部分にプラークが残りやすいので、歯ブラシだけではなく歯間ブラシやフロスをして汚れを取り除きましょう。
マウスピース矯正で歯並びを整えても、その後メンテナンスをしなければ元に戻ってしまうことがあります。
矯正終了直後はまだ歯並びが元に戻りやすいので、リテーナーをつけてきれいな歯並びを定着させましょう。
リテーナーは、終了後1年~2年程度継続して装着すると、後戻りの心配がないと言われています。
せっかくマウスピース矯正をするなら、納得して治療を進めたいですよね。
そこで、これからマウスピース矯正をする人がチェックしておきたい以下の5つのポイントを解説していきます。
上記のポイントを網羅しておくと、満足いく結果が得られる確率が上がるので、ぜひチェックしてください。
マウスピース矯正を希望する人は、カウンセリングで必ず口の中の状態を確認してもらいましょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正と比べて適応症例が少なく、重度の不正咬合には適応されません。
適応しない症状の人がマウスピース矯正を行うと、より歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
歯科矯正の治療計画は、矯正の仕上がりを想定するのはもちろん、トラブルを回避やトラブルが発生した際の対処方法まで予測を立てます。
治療計画を立てずに矯正を行うと、思わぬトラブルが発生する可能性があるので注意が必要です。
矯正治療を行うときは、しっかり治療計画を立て内容を共有してくれる、信頼できる歯科医を探しましょう。
マウスピース矯正をはじめる前に、想定される治療期間と費用を確認しておきましょう。
一般的にマウスピース矯正は短期間・低コストで矯正が受けられると言われています。
しかし、歯並びや希望する仕上がりによって、治療期間や費用は異なります。
事前に確認しておかないと、想定以上に費用がかかり後悔してしまうかもしれません。
マウスピース矯正中は、虫歯や歯周病にならないように気をつける必要があります。
食後はマウスピースを装着する前に、フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨いたり、デンタルフロスや歯間ブラシでプラークがたまらないようにケアしましょう。
どうしても歯磨きができないというときは、水で口をゆすいで食べかすを洗い流しておいてくださいね。
リテーナーとは、矯正した歯が元に戻らないようにするための保定装置です。
歯科矯正終了直後は歯並びが元に戻りやすいため、リテーナーを装着して歯並びを定着させましょう。
リテーナーの装着期間は1年~2年程度かかりますが、歯並びが戻ってしまうと、また矯正治療を行わなくてはいけません。
マウスピース矯正をして後悔する人の多くは、治療計画や矯正のメリット・デメリットを把握せずに始めてしまっている場合があります。
歯科矯正は治療計画に沿って治療が行われるので、十分な治療計画を行い、情報を共有してもらうことが大切です。
これからマウスピース矯正を行う人は、信頼できる歯科医を見つけて、満足できる矯正治療を行いましょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正のように矯正器具が目立たず、機能面での不便が少ないので、近年注目を浴びている歯科矯正の方法です。
しかし、「マウスピースでは歯並びが治らなかった」、「マウスピース矯正をしたら虫歯になってしまった」など、マイナス面の口コミも見かけますよね。
この記事では、マウスピース矯正のメリット・デメリットや、注意点などを解説していきます。
・マウスピース矯正とは
・マウスピース矯正のメリット・デメリット
・マウスピース矯正がおすすめな人
・マウスピース矯正をする際の注意点
「マウスピース矯正は具体的にどのような矯正方法なんだろう」、「逆に、歯並びが悪くなることがあるという噂を聞いたけど、実際はどうなんだろう」と疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで、マウスピース矯正の特徴や効果、メリット・デメリットを解説します。
マウスピース矯正を正しく理解して、自分にあった矯正方法を選択しましょう。
マウスピース矯正は、マウスピース型の透明な矯正装置を装着して、歯に一定の力をかけ続けることで歯を矯正する方法です。
近年大きな注目を集めているマウスピース矯正ですが、ネットでの代々的なPRもあり、ネット完結で矯正ができると勘違いしている人もいるのではないでしょうか。
実際のマウスピース矯正は、口の中の状態をスキャン・分析して、治療計画を立てる必要があります。
マウスピース矯正は1週間~2週間に1回程度ずつ新しいマウスピースに変えることで、矯正をすすめていきます。
抜歯が必要なほどの不正咬合には向きませんが、八重歯や出っ歯など、幅広い歯並び矯正が可能です。
歯科医によっては、マウスピース矯正とホームホワイトニングを平行できることもあるので、矯正とホワイトニングを平行したい人はかかりつけの歯科医に相談してみましょう。
マウスピース矯正にかかる期間は、部分的なすきっ歯を矯正したいという場合は3か月程度で治療が終了します。
前歯だけでなく奥歯までしっかりと歯を整えたいという場合は、1年~2年程度かかるのが一般的です。
見える範囲だけを矯正したい場合は、マウスピース矯正なら短期間で安く治療が受けられます。
マウスピース矯正とワイヤー矯正、両者の大きな違いは「矯正装置」にあります。
マウスピース矯正は着脱が自分でできる矯正装置を使用するので、必要に応じて取り外してケアができますが、ワイヤー矯正は自分で着脱ができません。
また、マウスピース矯正は難しい症例を矯正できませんが、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できます。
マウスピース矯正は、矯正をしていることが周囲にわかりづらいことが最大の魅力で、ワイヤー矯正に比べて矯正中の痛みも少ない傾向にあります。
自分で着脱ができるので、しっかりとケアしやすいことも魅力です。
マウスピース矯正のメリットをくわしく解説していくので、マウスピース矯正を検討している人はデメリットと比較して検討してみてください。
マウスピース矯正は、透明度の高いマウスピース型の矯正器具を使用するため、矯正をしていても装着器具が目立ちにくいことが魅力です。
ワイヤー矯正では矯正器具が目立ってしまうため、審美面から矯正を諦めていた人にとって大きなメリットとなるでしょう。
人と話すことが多い接客業や営業などの仕事についている人にもおすすめです。
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正よりも弱い力で少しずつ歯を動かしていきます。
そのため、歯科矯正特有の痛みが少なく、矯正中も違和感なく生活できるでしょう。
ただし、マウスピース変更後は数時間~数日間弱い痛みがある場合もあります。
ワイヤー矯正は矯正装置を付けたまま歯磨きをしなくてはいけないため、磨き残しによる虫歯ができやすい傾向にあります。
しかしマウスピース矯正は、矯正装置を外して歯磨きができるので、歯の汚れや着色をしっかりケアすることが可能です。
矯正をしていても歯の白さを維持したいという人には、マウスピース矯正がおすすめです。
マウスピース矯正は、適応される症状の幅がワイヤー矯正に比べて少ないため、歯並びによっては矯正を行えない可能性があります。
また、装着時間が短いと効果を実感できないこともあるため、マウスピース矯正を検討している人は、デメリットを把握しておくことも大切です。
ここからは、マウスピース矯正のデメリットを解説していくので、メリットとあわせて参考にしてみてください。
出っ歯や八重歯、すきっ歯など、幅広い症例に対応できるマウスピース矯正ですが、酷い不正咬合の矯正は行えません。
具体的にいうと、抜歯が必要な矯正・重度な出っ歯や受け口・開咬にはマウスピース矯正の適応外です。
上記にあてはまる歯並びを矯正したい場合は、ワイヤー矯正をする必要があります。
マウスピース矯正は食事以外の時間はマウスピースを装着しておかなくてはいけません。
通常は唾液の自浄作用によって虫歯が予防できますが、矯正中は唾液による自浄作用の恩恵を受けられないため虫歯になりやすい傾向にあります。
そのため、マウスピース矯正を行う場合は普段よりもしっかりとデンタルケアを行い、虫歯を予防しましょう。
一般的にマウスピース矯正は、1日に20時間装着している必要があります。
装着時間が短くなると、矯正効果を発揮しません。
歯磨きをしてマウスピースを付けるのを忘れたり、面倒臭がってマウスピースを付けたり付けなかったりすると歯並びは矯正されないので注意しましょう。
マウスピース矯正を行うときは、必ず歯科医で口の中の状態や歯の状態を確認して、自分専用のマウスピースを作る必要があります。
ネット通販などで購入したマウスピースを使用すると、余計に歯並びが悪化してしまう可能性もあるので注意が必要です。
また、見た目のきれいさだけを追求して矯正を行うと、噛み合わせが悪くなり歯や体調に不調をきたす可能性もあります。
マウスピース矯正はすべての症例に適応できる矯正方法ではないため、しっかりと自分に合った矯正方法なのか見極めることが大切です。
これまで紹介したマウスピース矯正の特徴や、メリット・デメリットを踏まえて、マウスピース矯正がおすすめな人を紹介します。
以下3つの項目に当てはまる人は、マウスピース矯正で満足いく結果が得られる可能性が高いです。
マウスピース矯正の着用時間をしっかり守り、面倒臭がらずにメンテナンスを続けられる人はマウスピース矯正がおすすめです。
マウスピース矯正は1日20時間以上の着用が義務づけられていて、着用時間が短くなってしまうと思うように矯正の効果を得られません。
「マウスピースの着脱が面倒」、「矯正器具の付け忘れをする可能性が高い」という人は、従来のワイヤー矯正をおすすめします。
「前歯の一部分だけ歯列を整えたい」、「少しすきっ歯気味なのが気になる」という人は、マウスピース矯正で十分に満足いく矯正結果が得られます。
マウスピース矯正は、部分的な歯列矯正に最適な矯正方法で、軽度な不正咬合の場合は3か月程度で矯正を終えられるでしょう。
また、矯正にかかる期間が短い分矯正費用も安くなるので、短期間・低予算で歯科矯正が行えます。
マウスピース矯正は、透明度の高いマウスピース型の矯正器具を使用するため、近くで話していても矯正をしていると気づかれることは少ないでしょう。
そのため、接客業や営業など、人と接する機会が多い人や、ワイヤー矯正は審美面がデメリットだと感じている人におすすめの矯正です。
食事の際は、マウスピースを外して矯正以前と同じようにご飯を食べられるので、会食に不安を覚えることもありません。
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正のデメリットを払拭した魅力的な矯正方法ですが、以下4つの注意ポイントがあります。
注意点を知らずにマウスピース矯正を行うと後々後悔してしまうかもしれないため、実際に矯正を行う前に確認しておくことが大切です。
マウスピース矯正を行う際の注意点をしっかり解説していくので、マウスピース矯正をしようと検討し始めた人はぜひ参考にしてみてください。
マウスピース矯正を行う際は、必ず歯医者で口腔内の状況を確認・スキャンをとってもらい、自分専用のマウスピースを作ってもらいましょう。
ネットでは安価なマウスピースを販売していますが、自分の歯列と合わないマウスピースを使用すると、歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
また、マウスピース矯正は少しずつ歯を動かすために、段階を踏んでマウスピースを交換しなくてはいけないため、自己判断での矯正は歯に不具合が生じる可能性が高いです。
マウスピース矯正を行うときは、必ず歯科医で指導された装着時間を守ってマウスピースを装着するように心がけてください。
マウスピースの装着時間を守らないと矯正が進まないため、いつまでたっても矯正が終わらないだけでなく、矯正にかかる治療費用もどんどん高くなってしまいます。
しっかりと装着時間を守って矯正を進めることで、最短・最安で歯科矯正が進められるでしょう。
マウスピース矯正をしている間は歯が乾いた状態になり、う蝕やプラークが増加しやすくなります。
矯正をしていない口内は、唾液によって虫歯菌などが洗い流されますが、マウスピース矯正を行っていると唾液による自浄作用は得られません。
マウスピース矯正は矯正器具を自分で着脱できるので、しっかりと歯磨きができるため虫歯になりにくいとお伝えしましたが、歯ブラシをサボってしまうとすぐに虫歯になってしまうので注意が必要です。
マウスピース矯正は、段階ごとにマウスピースを複数回変更して歯並びを整えていく矯正方法です。
早く矯正を終わらせたいからといって、自己判断でマウスピースを変更してしまうと、せっかくきれいに整ってきていた歯並びが悪くなってしまう可能性があります。
マウスピース矯正を行う際は自己判断でマウスピースの交換をするのではなく、必ず歯医者で医師に指示された通りに矯正を進めていきましょう。
マウスピース矯正はワイヤー矯正とくらべて審美面に大きなメリットがありますが、歯並びが悪いためやむなくワイヤー矯正を選んだという人もいるでしょう。
そういった場合は、まずワイヤー矯正である程度まで歯並びを整えて、ある程度の効果を得られたらマウスピース矯正に変更することもできます。
ワイヤー矯正とマウスピース矯正を組み合わせると、短期間で歯並びをきれいにできるので、気になる人はかかりつけの歯科医に相談してみてください。
マウスピース矯正はいい面ばかりを取り上げられる傾向にあるため、実際に矯正を行うと思うような結果が得られなかったという人が多いです。
マウスピース矯正にはメリットだけでなくデメリットも存在するため、後悔しないためにもメリット・デメリット両方を知っておく必要があります。
これからマウスピース矯正を行いたいと思っている人は、矯正を行う前にメリット・デメリットを確認して、本当に自分に合っている矯正方法なのか考えてみましょう。
反対咬合はマウスピース矯正で治療ができるのかについて知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「反対咬合はマウスピース矯正で治療ができるのか」について紹介していきます。
結論、反対咬合はマウスピース矯正で治療が可能ですが、重度の反対咬合だったり骨格に問題がある場合には、治療が出来ない場合があります。
他にも「反対咬合を放置するリスク」や「反対咬合をマウスピース矯正で治療するメリット」についても解説します。
反対咬合は、マウスピース矯正で治療を行うことは可能です。
反対咬合は下の歯が上の歯よりも前に出てしまっている状態を指し、「受け口」や「しゃくれ」とも呼ばれています。
ただし、歯並びや骨格に問題があったりする場合は、マウスピース矯正では治療ができない可能性があるので、事前に歯科医院で相談しておきましょう。
具体的な反対咬合の原因は、主に以下の通りです。
それぞれの原因について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
反対咬合は、親のどちらかが該当する場合は子供にも遺伝してしまう可能性があります。
遺伝が原因だと防ぎようがないので、少しでも反対咬合の傾向が見受けられたら、進行させない治療や処置を行うことが重要になります。
また、遺伝的な要因が強いケースでは、顎の成長が終わるまで治療を続ける必要があるので、あらかじめ注意が必要です。
口呼吸をしている方は、下顎を前方に押し出してしまう形になってしまうので、反対咬合になりやすくなってしまいます。
幼少期の頃から口呼吸が習慣ついてしまうと、骨格がまだ完成していない状態なので、大人に比べて、反対咬合になりやすい傾向があります。
口呼吸自体が下顎に大きな負荷を掛けてしまっているわけではありませんが、毎日継続的に続けてしまうと、結果的に大きな負荷をかけてしまいます。
場合によっては、輪郭や顔つきを変えてしまう可能性もあるので、口呼吸をしてしまっている方は、意識して治すようにしましょう。
下顎が過成長してしまうと、上顎よりも前方に出てしまうので、反対咬合になるケースがあります。
下顎が過成長してしまう原因としては、舌の位置が本来の位置よりも下になってしまう「低位舌」が原因の一つとして挙げられます。
低位舌の原因については、主に以下が挙げられます。
成長期で下顎の過成長の傾向が見られたら、上顎のアーチを広げる装置「上顎拡大装置」を装着して、反対咬合の状態を改善させる治療もできます。
上顎が未発達だと、下顎よりも下がった位置になってしまうので反対咬合になりやすくなります。
柔らかいものばかり食べてしまうと、顎が使われないので、上顎はもちろん下顎も未発達の原因にもなります。
普段からしっかりと咀嚼して、歯ごたえのあるものを積極的に食べていくようにしましょう。
舌が短いと、上顎を押し出せなくなるので反対咬合になりやすくなります。
反対咬合を予防するには、舌を持ち上げるトレーニングをしたり、マウスピースを使った矯正を着用するなどが挙げられます。
反対咬合を放置するリスクは、以下4つが挙げられます。
それぞれの項目について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
反対咬合を放置してしまうと、前歯で食べ物を噛み切る動作が上手くできないので、消化不良を起こしやすくなるリスクが挙げられます。
咀嚼が不十分になってしまうと、顎の未成長を引き起こしてしまい、体の発育に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
また、咀嚼は脳の働きとも深く関係しているとされており、幼少期から反対咬合を放置してしまうと、知能が低下してしまうケースもあります。
反対咬合だと、顎の一部に負担がかかってしまうので、顎関節症を引き起こしやすくなります。
顎関節症になってしまうと、口が開けにくくなったり、口の開閉をスムーズに行えなくなるので、日常生活を過ごす上で大きな悪影響を与えてしまいます。
個人差によって異なりますが、症状が重症化してしまうと顎が外れてしまう可能性があるので、早期治療を行うようにしましょう。
発音は、前歯や舌、唇の状態で左右されるので、顎関節症になると前歯の噛み合わせがズレてしまい、発音が悪くなってしまうことがあります。
上下の前歯に隙間ができてしまい、息が漏れてしまうので、「サ行」や「タ行」が発音しづらくなり、滑舌が悪くなってしまうことにつながります。
発音がコンプレックスになり、会話量が少なくなってしまうと、舌の衰えや表情筋の衰えなどさまざまな悪影響を与えてしまうので注意が必要です。
下顎は、腰や首、肩などの骨に深い関係性があるので、顎関節症を放置してしまうと、全身のバランスが悪くなってしまうリスクがあります。
全身のバランスが悪い状態が続いてしまうと、真っ直ぐ立っていられなくなり、骨格はもちろん、内蔵や神経にも悪影響を与えてしまう可能性があります。
このように、顎関節症の方で、原因不明の体調不良で悩んでいる場合には、噛み合わせが原因のケースがあります。
反対咬合をマウスピース矯正で治療するメリットは、主に以下の通りです。
それぞれのメリットについて紹介していきます。
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを着用して反対咬合の治療を行うので、取り外し可能で目立たないメリットが挙げられます。
仕事柄、矯正装置が目立って欲しくない方やスポーツをしている方などにもおすすめの治療方法です。
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて治療中のトラブルが少ないメリットが挙げられます。
ワイヤー矯正の場合、ワイヤーが頬の内側や歯茎に当たって傷つけてしまうリスクや、矯正装置と歯の間に隙間ができて虫歯や歯周病になってしまうリスクがあります。
しかし、マウスピース矯正は自分で取り外しができ、普段通りにブラッシングができるため、歯周病などのトラブルを予防することができます。
マウスピース矯正は、体に害の少ないプラスチック製のマウスピースを使用しているので、金属アレルギーの人でも治療できます。
とはいえ、現在アレルギーを持っていない方でも、ワイヤーやブラケットなどの金属が口の中に入ってしまうと、金属アレルギーになってしまうこともあるので、反対咬合はマウスピース矯正で治療することをおすすめします。
マウスピース矯正では、歯にしっかりとフィットするため、マウスピースの違和感や痛みがほとんどありません。
違和感や痛みを感じない治療は、精神的なストレスが少なく、途中で挫折してしまうこともないでしょう。
反対咬合をマウスピース矯正で治療する注意点は、主に以下3つが挙げられます。
それぞれの注意点について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
マウスピース矯正で反対咬合や噛み合わせ、叢生などの治療はできますが、適応できないケースがあるので、あらかじめ注意が必要です。
適応できないケースについては、以下が挙げられます。
適応できないケース | 特徴 |
---|---|
出っ歯 | 上顎骨が下顎骨よりも前に出てしまっている状態を指し、骨格性が軽度なものであれば、マウスピース矯正で治療できますが、重度なものは適応できないケースが多く見られます。虫歯や歯周病になりやすくなるのはもちろん、顎関節症や消化障害などの健康面でのリスクも引き起こしてしまうリスクがあります。 |
クロスバイト | 上下の噛み合わせが逆の状態になっている状態を指します。審美性が悪くなったり、特定の歯に大きな負荷がかかってしまうリスクが挙げられます。ワイヤー矯正やインプラント矯正での治療が必要になります。 |
左右非対称 | 顎のズレや噛み合わせのズレ、顔の歪みなどは顎骨が大幅にズレている可能性があるので、マウスピース矯正で適応できないケースが多く見られます。症状や歯並びによっても治療方法が異なるので、事前に担当医に相談しましょう。 |
上記のように、マウスピース矯正では対応できないケースもあるので、治療後のトラブルを予防するためにも、事前に確認しておきましょう。
マウスピース矯正は、1日20時間以上の装着が必要です。
基本的には、歯磨きと食事以外の時間にはマウスピースを装着しなければなりません。
装着時間が短くなってしまうと、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びてしまう可能性があるため、自己管理もしっかりとする必要があります。
マウスピースを装着中は飲食の制限があり、人によってはストレスに感じてしまうかもしれません。
マウスピースは歯に密着しているため、虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすい環境になってしまうことから、装着中は水のみでしか水分補給ができないことになっています。
普段から間食の習慣がある方は、ライフスタイルの改善が必要になるでしょう。
今回は、反対咬合はマウスピース矯正で治療ができるのかについて、詳しく紹介しました。
反対咬合をマウスピース矯正で治療するメリットについては、主に以下が挙げられます。
また、反対咬合の原因について把握しておくと、反対咬合を予防することにもつながります。
今回の記事を参考に、反対咬合はマウスピース矯正で治しましょう。
すきっ歯はマウスピース矯正で治せるのか知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「すきっ歯はマウスピース矯正で治せるのか」について紹介していきます。
結論、すきっ歯はマウスピース矯正で治せます。
矯正治療中は目立たないので、社会人でも気軽に治療ができ、前歯だけの部分矯正も可能です。
他にも「すきっ歯をマウスピース矯正で治療するメリット・デメリット」や「すきっ歯を放置した場合のリスク」についても解説します。
ぜひこの記事を参考に、マウスピース矯正ですきっ歯を治してみてください。
すきっ歯はマウスピース矯正で治すことが可能です。
マウスピース矯正は、部分矯正が可能なので、すきっ歯のような一部分だけの歯並びを治すのに最適な治療方法と言えるでしょう。
全体的な矯正に比べて、治療費用や期間が抑えられるので、気軽に治療ができるのも特徴です。
すきっ歯をマウスピース矯正で治療するメリットは、主に以下4つが挙げられます。
それぞれのメリットについて紹介していきます。
マウスピース矯正は、透明なマウスピースを着用して歯列矯正を行うので、矯正装置が目立ちにくいメリットが挙げられます。
一般的な矯正治療では、ワイヤー矯正を思い浮かべる方が多く、見た目に大きな悪影響を与えてしまうため、矯正治療をためらってしまう方も多くいるのも事実です。
しかし、透明なマウスピースであれば目立ちにくいため、接客業や営業などのお仕事をしている方でも、気軽にできるのが特徴です。
マウスピース矯正は、自分で矯正装置を取り外せるので、食事や歯磨きなどは普段と同じように行えるのも嬉しい点です。
結婚式や卒業式、面接などの大事なイベントがある場合でも、矯正装置を外して過ごすこともできます。
矯正装置の掃除もしやすいので、虫歯や歯周病になってしまうリスクを減らせるメリットも挙げられます。
しかし、マウスピース矯正は原則として1日20時間以上はマウスピースを着用する必要があるのを覚えておきましょう。
マウスピース矯正は、すきっ歯などの歯並びの他にも、噛み合わせも改善できます。
実は歯並びを改善しても、噛み合わせを改善しなければ、歯並びが元に戻ってしまう、または以前よりも悪くなってしまうケースも少なくありません。
その他にも、顎関節症や頭痛、腰痛などさまざまな問題を引き起こしてしまうリスクもあります。
すきっ歯を矯正することは、噛み合わせを改善することにもなり、さまざまなリスクをなくしてくれるメリットもあるのです。
マウスピース矯正は、矯正装置が薄いので、痛みや違和感が少なく矯正治療を受けられるメリットが挙げられます。
ワイヤー矯正では、舌や頬の内側などを傷つけてしまったり、ワイヤーが切れてしまうリスクがありますが、マウスピース矯正では、トラブルが少なく治療を行えます。
また、マウスピースは樹脂製なので、金属アレルギーを持っている方でも、問題なく矯正治療を行えるメリットも挙げられます。
すきっ歯をマウスピース矯正で治療するデメリットは以下の通りです。
それぞれのデメリットについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
マウスピース矯正は、ワイヤー矯正に比べて、強制力が弱いので治療期間が長くなってしまうデメリットが挙げられます。
歯並びや口内環境などによって異なりますが、1ヶ月で歯を動かせる距離は0.5〜1mm程度と言われており、短期間で歯並びを治すことはできません。
また、治療計画通りに歯が動かずに治療期間が伸びてしまうケースもあるので、期間に余裕を持ってマウスピース矯正を受けるようにしましょう。
マウスピース矯正は、最低でも1日20時間の装着時間が必要です。
矯正装置の装着時間が短くなってしまうと、治療計画よりも長くなってしまうリスクがあります。
例として、歯磨きや食事の際に矯正装置を外してしまうので、そのまま矯正装置を着用せずに忘れてしまうケースも少なくありません。
マウスピース矯正は、専門知識と経験が必要な矯正治療方法なので、どの歯科医院でも治療ができるわけではありません。
これからマウスピース矯正を受けたいと思っている方は、歯列矯正の実績がある歯科医院を自分で探して選ぶようになります。
すきっ歯の原因は、主に以下2種類に分けられます。
それぞれの原因について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
生まれつき歯が小さい人は、歯と歯の間に隙間ができやすい傾向があり、すきっ歯で悩む人が多くいます。
歯の形が悪い場合についても、すきっ歯になりやすいのはもちろん、虫歯や歯周病になるリスクも高くなります。
ただし、乳歯が生えている子供は、永久歯が生えてくるスペースを確保するために歯と歯の間に隙間が空いている場合が多いです。この場合は永久歯が生えた後に隙間が埋まっていくため、特に心配は必要ありません。
下唇を噛んだり、舌先を前歯の裏に押し当てるなどの唇や舌の癖がある方は、すきっ歯になってしまう可能性が高くなります。
習慣的に下唇を噛んだり、舌先を前歯の裏に押し当てると、前歯に余計な力が加わってしまい、すきっ歯や出っ歯になってしまうリスクが高まるのです。
マウスピース矯正ですきっ歯を治せたとしても、唇や舌の癖が改善しないかぎり、元の状態に戻ってしまうので、普段から意識して唇や舌の癖を治すようにしましょう。
歯ぎしりは、歯全体に強い圧力をかけてしまうので、すきっ歯になりやすくなります。
起きている間に歯ぎしりをしている方については、意識すれば歯ぎしりの改善ができますが、寝ている間に無意識で歯ぎしりをしている方もいるので、寝ている状態を家族に確認してもらうようにしましょう。
歯ぎしりを原因として、噛み合わせの悪さや精神的なストレスが大きく関わっているので、普段からストレスを溜め無いように軽い運動をしたり、趣味を見つけるなどをおすすめします。
歯ぎしりを放置してしまうと、歯が割れてしまったり、歯の神経が死んでしまうケースもあるので、早期発見・早期治療が大切になります。
歯周病になってしまうと、歯を支える骨が脆くなり歯が動きやすくなってしまうので、すきっ歯になるリスクが高くなります。
そもそも歯周病とは、歯茎の隙間に歯周病菌が入ってしまい、炎症が起こってしまう病気を指します。
原因としては、歯周ポケットに食べカスや歯垢が溜まってしまうことが挙げられるので、日頃から丁寧にブラッシングをするようにしましょう。
また、定期的に歯科健診を受けて、歯周ポケットが深くならないようにしましょう。
すきっ歯を放置した場合のリスクは、主に以下が挙げられます。
それぞれのリスクについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
すきっ歯を放置していると、歯の隙間に食べかすや歯垢が詰まりやすくなってしまうので、虫歯になりやすいリスクが挙げられます。
虫歯や歯周病になってしまうと、他の歯にも悪影響を与えてしまうので、早期治療が重要になります。
すきっ歯の治療中についても、虫歯になりやすい状態になるので、口腔内のケアは欠かせません。
すきっ歯は、歯の隙間から空気が漏れてしまうので、発音に悪影響が出てしまうリスクがあります。
サ行やタ行の発音がしにくくなるので、アナウンサーや営業職、接客業などの仕事をしている方は、業務にも悪影響を与えてしまうこともあります。
このように、すきっ歯はコミュニケーションを行う弊害になってしまうので、すきっ歯で悩んでいる方は、なるべく早く治療をするようにしましょう。
すきっ歯になってしまうと、物が噛みにくくなり胃腸への負担が大きくなってしまうリスクがあります。
胃腸への負担が大きくなり、消化不良になってしまうと、免疫力が低下したり肌のコンディションが悪くなってしまう恐れがあります。
偏った箇所だけで咀嚼してしまう原因にもなるので、全身のバランスが崩れてしまい腰痛や肩こりなどを引き起こしてしまうリスクもあります。
すきっ歯を放置してしまうと、歯の隙間がさらに大きくなってしまうことがあります。
外見にコンプレックスを持ってしまうと、精神的に大きな負担がかかってしまい、精神疾患を引き起こしてしまう可能性もあります。
また、コミュニケーションを取る際にも、すきっ歯が気になって上手く会話ができなくなってしまい、人間関係にも悪影響を与えてしまうリスクも考えられます。
すきっ歯を治療する際のマウスピース矯正の費用相場については、口腔状態や症例によっても異なりますが、10万円から60万円とされています。
すきっ歯は部分矯正で治療ができるので、他の矯正治療に比べて、費用が安い傾向があります。
治療する場合にかかる期間目安については、5ヶ月から1年程度で治せますが、歯並びを安定させるための保定期間が必要になるので注意が必要です。
個人差によってすきっ歯を治療する際の費用相場や期間目安が異なるので、治療中のトラブルを避けるためにも、事前に確認しておきましょう。
今回は、すきっ歯はマウスピース矯正で治せるのかについて、治療するメリットやデメリット、すきっ歯を放置した場合のリスクを紹介しました。
すきっ歯をマウスピース矯正で治療するメリットについては、主に以下4つが挙げられます。
今回の記事を参考に、すきっ歯をマウスピース矯正で治しましょう。
マウスピースをつけたまま食べれるものについて知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「マウスピースをつけたまま食べられるもの」について紹介していきます。
結論、マウスピースをつけたまま食べれるものは無いため、食事をする際にはマウスピースを外す必要があります。
他にも「マウスピースをつけたまま食べてしまうリスク」や「マウスピースをつけたまま飲み物を飲む際の注意点」についても解説します。
ぜひこの記事を参考に、マウスピースをつけたまま食べてしまうリスクについて理解を深めてみてください。
また「市販のマウスピースで歯並びも矯正できるのか?」について知りたい方は、こちらにて解説を行っていますので、ぜひ確認してみてください。
マウスピースをつけたまま食べれるものは基本的にはありません。
原則として、食事をする際にはマウスピースを外す必要があります。
矯正治療であれば、マウスピースを外す手間などはありませんが、粘着性が高い食べ物などを食べてしまうと、矯正装置が外れてしまうリスクがあります。
マウスピースをつけたまま食べてしまうリスクを把握しておくことで、マウスピースを破損させてしまったり、歯のトラブルを予防にもつながります。
具体的なマウスピースをつけたまま食べてしまうリスクについては、以下のとおりです。
・マウスピースが破損してしまうリスクがある
・マウスピースに色が付いてしまう
・虫歯や歯周病のリスクが高まる
それぞれのリスクについて解説していきます。
マウスピースは、ポリウレタンという柔らかいプラスチックで作成されているため、マウスピースをつけたまま食事をしてしまうと、破損してしまうリスクがあります。
少しでも破損してしまうと、逆に歯並びが悪くなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
また、マウスピースを再作成する場合には、作成期間がかかってしまうため、長期間マウスピースを付けることができずに、歯並びが元に戻ってしまうデメリットも挙げられます。
食事の際にマウスピースを外してしまうと、着色してしまう可能性が高くなり、見た目が悪くなってしまうリスクがあるため、あらかじめ注意が必要です。
食事以外にも、飲み物やタバコなどにもマウスピースに色が付着しやすくなります。
マウスピースをつけたまま食事をしてしまうと、食べカスが歯とマウスピースの間に残ってしまい、虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまうため、注意が必要です。
虫歯菌は食べカスを餌にして増殖を繰り返すため、長時間マウスピースを付けたままにしてしまうと、虫歯はもちろん、歯のトラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
万が一、虫歯になってしまい治療を受けてしまうと、マウスピースの型が合わなくなってしまい、再作成が必要になります。
マウスピースを再作成する際には、矯正治療を中断する必要があるため、治療期間が長引いてしまうデメリットが挙げられます。
マウスピースをつけたまま飲み物を飲む際の注意点については、主に以下が挙げられます。
それぞれの項目について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
砂糖が入った飲み物を飲む際に、マウスピースを付けていると、虫歯の原因になってしまうため、注意が必要です。
具体的に気をつける砂糖が入った飲み物については、スポーツドリンクが挙げられます。
スポーツドリンクは、アミノ酸やクエン酸などが含まれているため、虫歯菌が活発になりやすくなり、虫歯になるリスクが高くなります。
万が一、マウスピースを付けたままスポーツドリンクを飲んでしまった場合には、なるべく早めに歯磨きもしくは口をゆすぐことをおすすめします。
色の濃い飲み物については、マウスピースが着色してしまう原因になります。
マウスピースが着色してしまうと、歯が黄ばんで見えてしまうため、治療中のモチベーションにも大きな悪影響を与えてしまうリスクがあります。
マウスピースが着色しやすい飲み物については、ワインやお茶、コーヒーなどが挙げられます。
色の濃い飲み物を飲む際には、マウスピースを外してから飲むようにしましょう。
熱い飲み物を飲んでしまうと、マウスピースが変形してしまうリスクがあるため、あらかじめ注意が必要です。
マウスピースは薄いプラスチックの素材でできているため、熱で変形しやすくなってしまいます。
熱で変形してしまうと、逆に歯並びが悪くなってしまい、さらに治療期間が伸びてしまうデメリットがあります。
食事中のマウスピースの取り扱い方について把握しておくことで、マウスピースを再作成するリスクを減らすことができ、短期間で治療を完了させることにつながります。
食事中のマウスピースの取り扱い方については、主に以下が挙げられます。
それぞれの項目について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください
食事をする際にマウスピースを外すことで、マウスピースが変形・破損してしまうリスクを減らせます。
基本的に、マウスピースは薄いプラスチックでできているため、硬いものを食べてしまうと、変形や破損がしやすいです。
また、間食をしてしまうと、いちいちマウスピースを外してしまう手間が増えてしまうため、なるべく間食をしないことをおすすめします。
マウスピースの着色を防ぐためにも、水以外の飲み物を飲む際には、マウスピースを外すようにしましょう。
甘い飲み物や清涼飲料水などは、虫歯菌の餌になるため、虫歯になってしまうリスクが高くなります。
また、熱い飲み物でも、マウスピースが変形や破損してしまうリスクが高くなってしまうため、避けるようにしましょう。
具体的には、40度以下の無糖の水以外は、マウスピースを外してから飲みましょう。
マウスピースを外して、飲食後に再装着する際には、必ず歯磨き又は、口をゆすぐようにしましょう。
通常の状態であれば、唾液によって食べカスが洗い流されますが、マウスピースを付けていると、唾液の効果がなくなってしまうため、虫歯や歯周病になってしまうリスクが高くなります。
また、マウスピース本体も一緒に、水や歯ブラシを使って綺麗にしましょう。
具体的にマウスピースのケア方法は、以下が挙げられます。
マウスピースのケア方法 | 内容 |
---|---|
専用の洗浄剤 | 歯ブラシや手で届かない隙間の汚れや匂いを分解することが可能です。一般的なドラッグストアで販売されています。 |
錠剤タイプ | 錠剤とぬるま湯にマウスピースを入れることで、汚れを落としたり除菌が可能です。基本的には、マウスピースを洗ったあとに使用します。 |
スプレー・泡タイプ | マウスピースに直接スプレーすることによって、効率よく汚れを落とせます。吹きかけるだけでケアすることができるため、比較的簡単に利用が可能です。 |
超音波洗浄機 | 超音波振動によって、マウスピースに付着した汚れを落とすことができます。マウスピースを入れてスイッチを押すだけでケアを行うことができるため、手間をかけずに使用が可能です。 |
タクトブラシ | ブラシ部分が小さく、ピンポイントで磨くことができるため、マウスピースのくぼみでもしっかりと磨けます。 |
しかし、硬めの歯ブラシやお湯を使ってマウスピースを洗ってしまうと、マウスピースを傷つけてしまうリスクがあるため、注意が必要です。
外したマウスピースは、破損や紛失などを防ぐためにも、必ず専用ケースに入れて保管をするようにしましょう。
専用ケースに入れる前には、マウスピースに水分が付着していると雑菌が繁殖してしまい、虫歯や歯周病などの原因になってしまうため、水分が残らないようにする注意が必要です。
また、マウスピース矯正は、マウスピースを1~2週間ごとに取り替える必要があるため、専用ケースに保管していないと、古いマウスピースを着用してしまうリスクがあります。
マウスピース矯正は、20時間以上の装着が必要になります。
食後に付け忘れてしまうと、治療期間が伸びてしまうリスクがあるため注意が必要です。
飲食をする際には、マウスピースを取り外しが必要になるため、1日最低でも3回以上は外すことが必要になります。
マウスピースでよくある質問については、主に以下が挙げられます。
それぞれのよくある質問について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
マウスピースを装着した状態でガムを噛むことはできません。
ガムを噛んでいる状態だと、粘着によってマウスピースが外れてしまい、マウスピースを噛んでしまうリスクがあります。
マウスピースを外してガムを噛めば問題ありませんが、装着時間が短くなってしまうため、なるべくガムを噛むのを控えることをおすすめします。
インビザライン交換の前日でも、マウスピースを外して食事をするようにしましょう。
古いマウスピースは使用することはありませんが、マウスピースが破損したり紛失してしまった場合には、1つ前のマウスピースを使用するケースもあります。
このように、食事をする際には、マウスピースは必ず外すことはもちろん、丁寧に扱うようにしましょう。
ストローを使っても、口の中に飲み物が残ってしまうため、マウスピースを着用している状態では、水以外の飲み物を飲むことができません。
しかし、人前でマウスピースを外すことができない状況では、ストローを使うメリットはあると言えるでしょう。
水以外の飲み物を飲んでしまった場合には、なるべく早くマウスピースを外して洗浄を行い、口の中をうがいすることをおすすめします。
今回は、マウスピースをつけたまま食べれるものについて知りたい方に向けて、マウスピースをつけたまま食べてしまうリスクやマウスピースをつけたまま飲み物を飲む際の注意点を紹介しました。
マウスピースをつけたまま食べてしまうリスクについては、以下のとおりです。
また、食事中のマウスピースの取り扱い方について把握しておくことで、マウスピースを再作成するリスクを減らせたり、短期間での治療完了にもつながります。
ホワイトニングで歯がもろくなるのかについて知りたいと悩んでいませんか?
この記事では「ホワイトニングで歯がもろくなるのか」について紹介していきます。
結論、ホワイトニングで歯がもろくなることはありません。
しかし、薬剤によるダメージで痛みを感じてしまうケースも挙げられます。
他にも「ホワイトニングで歯に悪影響を与えてしまうケース」や「ホワイトニングの種類」についても解説します。
ぜひこの記事を参考に、ホワイトニングについて理解を深めてみてください。
また「ホワイトニング後の食事」ついて知りたい方は、こちらにて解説を行なっていますので、ぜひ確認してみてください。
ホワイトニングを行なっても、歯がもろくなることはありません。
ホワイトニングは、過酸化尿素と過酸化水素が分解することで、歯の表面に付着している色素と結合させ、歯を白くする治療です。
歯自体に悪影響を与えることはありません。
しかし、ホワイトニング薬剤によっては、歯の表面が粗くなってしまい、歯に悪影響を与えてしまうリスクはあります。
ホワイトニングで歯に悪影響を与えてしまうケースについて把握しておくことで、歯のトラブルを未然に防げるでしょう。
具体的なホワイトニングで歯に悪影響を与えてしまうケースについては、以下が挙げられます。
それぞれの項目について紹介していきますので、これからホワイトニングを受けたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホームホワイトニングキットを個人輸入してしまうと、ホワイトニング薬剤の刺激が強過ぎてしまい、歯本体や歯ぐきにダメージを与えてしまう可能性があります。
海外で販売されているホームホワイトニング薬剤では、過酸化水素の濃度が高く、厚生労働省や米国FDAで許可されていない商品が多くあるためです。
また、日本人は、欧米人よりもエナメル質が薄い傾向があるため、ホワイトニング濃度が高くなってしまうと、痛みはもちろん、歯のエナメル質が粗くなってしまう可能性が高くなります。
自己流でホワイトニングをしてしまうと、歯本体や歯ぐきにダメージを与えてしまうリスクが高くなります。
市販で売られている商品は、直接歯を白くする成分は含まれておらず、歯の表面に付着している汚れを落とす効果のみにしか期待できません。
歯を白くしたい場合には、歯科医院に相談してみることをおすすめします。
医療機関以外でホワイトニングを受けてしまうと、歯や歯ぐきなどのトラブルになる可能性があります。
また、セルフホワイトニングで間違った使用方法をしてしまうと、歯のトラブルになるリスクが高くなります。
ホワイトニングの種類を把握しておくことで、自分に合ったホワイトニングを見つけやすくなるでしょう。
具体的なホワイトニングの種類については、以下が挙げられます。
それぞれの種類について紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
オフィスホワイトニングは、歯科医院でホワイトニング薬剤を使用する方法で、ホワイトニングの中でもっとも効果を実感できます。
ホワイトニング薬剤に含まれている成分には「過酸化水素」が含まれており、歯の表面に塗ると表面の汚れを落とす即効性があります。
薬剤を歯に塗布後に、光を照射することによって、アルカリ性に変えて漂白作用を高めて、歯を白くすることが可能です。
また、歯科医院によって、オフィスホワイトニングで使用する機械が以下のように異なります。
オフィスホワイトニングの種類 | 特徴 |
ズームホワイトニング | アメリカで高いシェア率を誇っており、費用が安いメリットが挙げられます。波長の短い光を照射することで、歯の汚れを効率よく落とせます。 |
プライトホワイトニング | 紫外線が発生しないライトや、薬剤は低温度で使用することができるため、安全性が高い特徴があります。使用する薬剤の量が少量でも効果を発揮することができるため、歯が染みにくいメリットが挙げられます。 |
ティオンオフィス | 他のホワイトニングに比べて低刺激の薬剤を使用しているため、歯のトラブルを予防することにもつながります。エナメル質に脱灰しにくいため、透明感があり自然は白さを実現することが可能です。 |
ルマクール | アメリカで使用されていることが多いホワイトニングシステムで、一度に上下前歯12本を照射することが可能です。LEDの光で歯を白くすることができるため、安全性が高いメリットが挙げられます。 |
半導体レーザーホワイトニング | 照射時間が短く、希望に合わせて歯の白さを目指すことが可能です。歯への負担を最小限に抑えることができ、はじめてホワイトニングをしたいと思っている方におすすめのホワイトニングシステムです。 |
ビヨンド | 日本人の歯に合わせて開発されたホワイトニングシステムです。過度な発熱や紫外線を抑えることができるため、歯への負担を最小限に抑えることが可能です。実際に、日本国内で採用している歯科医院は多い傾向です。 |
上記のように、オフィスホワイトニングには幅広い商品があるため、自分に合ったオフィスホワイトニングを選びましょう。
ホームホワイトニングとは、歯科医院で作成した専用のマウスピースと薬剤を使用して、自宅でホワイトニングを行えるホワイトニング方法です。
仕事や子育てなどが忙しくて、歯科医院に通うことができない方でも、自分の好きなタイミングでホワイトニングを行うメリットが挙げられます。
オフィスホワイトニングに比べて、色戻りしてしまう期間が長いため、長期間透明感のある自然な歯を維持することが可能です。
具体的にホームホワイトニングには、以下の種類が挙げられます。
また、ホワイトニング薬剤の濃度が低いため、歯が染みてしまうことを防ぐことはもちろん、歯の表面荒れも抑えることができます。
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたホワイトニング方法です。
1回の施術で歯の白さを実感でき、長期間白い歯を維持することが可能です。
歯の表面の構造変化が起こりにくいため、自然な白い歯を目指すことができます。
ホワイトニングを避けたほうが良いケースについては、主に以下が挙げられます。
それぞれのケースについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
神経が死んでいる歯にホワイトニングを行なっても、白くなりません。
神経が死んでいる歯については、血液成分や神経組織の取残しなどによって変色してしまうため、歯を白くすることが難しいです。
しかし、ウォーキングブリーチを行うことで、神経がない歯でも歯を白くできる可能性があります。
むし歯や歯周病などの治療中の歯がある状態でホワイトニングを行なってしまうと、色ムラができてしまうリスクがあります。
また、ホワイトニング薬剤が歯や歯ぐきに染み込んでしまうと、トラブルの原因にもなるため、注意しましょう。
無カタラーゼ症とは、カタラーゼという物質を持っていない症状を指します。
カタラーゼが無いと、過酸化水素を分解する働きができないため、歯を白くすることができません。
万が一、無カタラーゼ症の方が、ホワイトニングをしてしまうと、体内で過酸化水素が分解することができないため、身体の細胞に悪影響を与えてしまうリスクがあります。
ホワイトニングで後悔しないポイントについては、以下のとおりです。
それぞれのポイントについて紹介していきます。
ホワイトニング後に定期的に歯科医院でクリーニングを行うことで、着色を防げます。
歯の黄ばみ予防や、ホワイトニング後の白さを維持する効果にも期待できるでしょう。
ホワイトニング薬剤の種類を把握しておくことで歯のトラブルを予防できるでしょう。
具体的なホワイトニング薬剤の種類については、以下のとおりです。
ホワイトニング薬剤の種類 | 特徴 |
過酸化水素 | 歯を白くする成分が含まれており、1回塗布するだけで歯を白くすることが可能です。一般的なオフィスホワイトニングでは、濃度が35%以下になりますが、濃度が高くなってしまうと、炎症を引き起こしてしまうリスクがあるため、あらかじめ注意が必要です。 |
過酸化尿素 | 過酸化水素に分解される特徴があり、過酸化水素同様に歯を白くする効果を期待することが可能です。ホームホワイトニングに使用されており、過酸化水素に比べて、炎症が起こるリスクが少ないメリットが挙げられます。しかし、1回の施術で歯が白くする効果が落ちてしまいます。 |
上記のように、ホワイトニング薬剤によってメリット・デメリットが異なるため、自分の口内状態に合わせてホワイト二ング薬剤を選びましょう。
今回は、ホワイトニングについて知りたい方に向けて、ホワイトニングで歯に悪影響を与えてしまうケースやホワイトニングの種類などについて紹介しました。
ホワイトニングではに悪影響を与えてしまうケースについては、以下が挙げられます。
今回の記事を参考に、ホワイトニングで理想の白い歯を目指してみてください。
歯が白いと若く見えたり、20%増しに魅力的に見えるそうです。
歯を虫歯治療ではなく、美しくする「審美歯科」という概念は1960年代にアメリカから始まりましたが、今では日本でも浸透してきています。
なかでもホワイトニングは価格がリーズナブルになってきたことなどの影響もあり、注目を集めています。
この記事では、ホワイトニングを検討している方にホワイトニングの仕組みと施術後の注意点、特に「食べてはいけないもの」について分かりやすく解説しています。
この記事でわかること
・ホワイトニングの仕組み
・ホワイトニング後に食べてはいけないもの
・ホワイトニング後に注意すること
・ホワイトニング後のおすすめメニュー
ホワイトニングには、以下のようなメリットがあります。
・笑顔に自信が持てる
・健康的で若々しい印象になる
・清潔感があって好印象になる
・お肌がキレイに見える
歯が黄ばんだり、オレンジ色に変色するのには、さまざまな理由があります。
外的な要因と内的な要因の主な4つの理由について紹介します。
①着色汚れ
着色汚れはいわゆる「ステイン」と呼ばれているものが原因です。
これは、普段食べている食品に含まれている「ポリフェノール」などが、唾液の中のたんぱく質と結合して着色汚れになったものです。
着色汚れを防ぐためには、色が濃いものを食べた時はできるだけ早めに歯磨きすることが大切です。
②歯石
歯の着色汚れには歯石が原因の場合もあります。
30代、40代の約80%の方に歯石の沈着や歯周病があるともいわれています。
歯石が沈着してしまうと歯の黄ばみだけでなく、歯周病の原因にもなるので注意が必要です。
歯石は自分で除去することは出来ませんので、黄ばみになる前に定期的なクリーニングで予防することをおすすめします。
③加齢による歯の変色
歯は透明なエナメル質と内側にある象牙質で構成されています。
加齢による歯の変色は、年を経るごとにエナメル質が少しずつ削られたため、象牙質がエナメル質から透けて見えることで歯が黄ばんだように見えるものです。
④フッ素の多量摂取による変色
虫歯予防に使われているフッ素も種類によっては、歯の着色を招くことがあります。
フッ素の中でもフッ化第一スズは浸透性が高く、歯を黄色やオレンジ色に染めてしまうこともあるようです。
フッ化ナトリウムであれば、歯を着色してしまうことがないので、フッ素を使う時には、どのフッ素なのか種類を確認するようにすると良いでしょう。
ホワイトニングとは、歯を削ったりセラミックなどを詰めたり貼り付けたりせず、特殊な薬剤を使用して歯自体を白くする治療法です。
ブラッシングでは除去できない歯の色素沈着などを取り除き、本来の白さを取り戻します。
具体的にいうと、高濃度の過酸化水素を含む薬剤を歯の表面に塗り、それに反応する光を適切な時間照射し、 歯面の着色物質を分解させながら白くしていくものです。
1回の治療時間は約40~60分と比較的長い時間を要します。
ホワイトニング剤により、歯の表面を保護している被膜(ペリクル)が剥がれます。
すると、エナメル質にある細いパイプ状の穴からホワイトニング剤が入り、パイプの中の着色を白くしながら象牙質まで浸透します。
ホワイトニング後はぺクリルがなくなっている状態のため、色が抜けやすい状態でもあり、色素が入り込みやすい状態でもあります。
そのため、ホワイトニング後の飲食がとっても重要になってきます。
なぜなら、ぺクリルは約2時間後から歯に戻り始めますが、皮膜(ペリクル)自体も色がつきやすい性質があるからです。
ぺクリルはホワイトニングによって除去された約2時間後から歯に戻り始め、再生するのに12~48時間かかると言われています。
そのため、特にホワイトニング後の3~4時間は再着色しやすいため、色の濃い着色しやすい飲食は控えなくてはいけません。
上記でもご案内したように、ホワイトニング後は被膜(ぺクリル)の再生状況に合わせて、口にするものに注意した方が良いでしょう。
どの段階でどんな飲食を選択するのが良いのか、目安となるものについて解説します。
ホワイトニング直後から24時間までの間におすすめな飲食物を紹介します。
ホワイトニング後 | |
1時間以内 | 水のみ |
2時間~24時間 | <飲み物> 牛乳、白ワイン、色の薄いビール、お吸い物、白味噌汁 <食べ物> ヨーグルト、チーズ、鶏肉、ナッツ類、白身魚(醤油はNG)、 大根、里芋、パン、フライドポテト、ポテトチップス(塩味)、 米、お粥、とんこつ・塩・バターラーメン、貝柱、えび、しらす カルボナーラなどのホワイトソース |
ホワイトニングで除去された被膜(ぺクリル)が再生し、安定するまでの間、口にして良いものを項目別に一覧にしましたので、参考にされてください。
種類 | 内容 |
飲み物 | 水 牛乳 白ワイン 色の薄いビール |
麺類 | 豚骨ラーメン 塩ラーメン 塩焼きそば カルボナーラ(クリーム系パスタ) |
ご飯・パン類 | 米 おかゆ(塩味) 食パン ホワイトソースのリゾット・グラタン |
調味料 | 塩 白だし バター マーガリン |
肉・魚 | 鶏肉 焼き鳥(塩) 白身魚 貝柱 えび しらす |
野菜 | 大根 里芋 じゃがいも |
果物 | りんご すいか メロン |
お菓子類 | ヨーグルト チーズ ポテトチップス・フライドポテト(塩味)ナッツ類 |
卵 | 白身 |
ホワイトニング後に、控えた方が良い、おすすめできない飲食物を紹介します。
ホワイトニング後 | |
2時間 | 飲食は控える(水はOK) |
3~4時間 | 酸性が強い飲み物は控える レモンやオレンジなどの柑橘系食品・飲料 、炭酸飲料 ヨーグルト 、スポーツドリンク 、アルコール類 |
3時間~24時間後 | 色素沈着しやすい食べ物や飲み物 <飲み物> コーヒー、紅茶、日本茶、炭酸飲料 色の濃いジュース類 赤ワイン <食べ物> カレー、スパゲッティ、ヤキソバ、焼き肉、みそ、醤油ラーメンなど |
種類 | 内容 |
飲み物 | コーヒー 紅茶 日本茶 コーラ 赤ワイン ジュース類 |
麺類 | 味噌ラーメン 醤油ラーメン 焼きそば トマト系パスタ(見た目で濃い色がついているもの) |
ごはん・パン類 | カレーライス |
調味料 | 醤油 味噌 からし わさび マヨネーズ |
肉・魚 | 焼肉 焼き鳥(たれ) |
野菜 | きゅうり トマト かぼちゃ 色の濃い野菜 |
果物 | ぶどう イチゴなどの色の濃いもの レモンなどの酸性のもの |
お菓子類 | チョコレート 大福 |
卵 | 黄身 |
ホワイトニング後に避けた方が良い食べ物について注意するポイントを5つ紹介します。
①色の濃い調味料や食材
カレー、味噌、醤油、ソース、ケチャップやトマトソースなど 色の濃い調味料を使った食事は色素沈着を避けるために控えましょう。
調味料は塩を選んだり、パスタなどはホワイトソース系やペペロンチーノなど、色の薄いものを選ぶようにします。
また調味料だけでなく、緑黄色野菜やチョコレートなどそのものの色が濃い食材にも注意が必要です。
②色の濃い飲み物
お茶やコーヒー、ココア、赤ワインなど 色の濃い飲み物も色素沈着の恐れがあるので控えましょう。
炭酸飲料やスポーツドリンクは色は薄いですが、歯への着色を助長させる作用があります。
そのため食べ合わせや飲み合わせには注意が必要です。
③イソフラボンを含む豆腐・豆乳など
豆腐や豆乳などは色が薄いですが、実はこれらもホームホワイトニング後は控えるべきです。
ポリフェノールは赤ワインにも含まれる、歯に着色を起こしやすいものですが、大豆製品に含まれるイソフラボンも実はポリフェノールの一種なので、歯の黄ばみにつながります。
④酸性度の高いもの
レモン、わさび、からし、酢、マスタード、香辛料を含むものも控えます。
前述のとおり、歯の表面を覆っていたペリクルが、ホワイトニング後は剥がれてしまっている状態なので、酸性度の強いものは歯への刺激が強すぎるため控える必要があります。
⑤ヨーグルト、ヨーグルトドリンク等
色は白色ですが、乳酸菌なので酸性度が高いです。あいうえおかきくけこさしすせそたちつてとなにぬねのはひふへほまみむめもやゃゆゅよらりるれろわ・を・んアイウエオカキクケコサシスセソタチツテトナニヌネノハヒフヘホマミムメモヤャユュヨララリルレロワ・ヲ・ン
ホワイトニング後に食事をする際に意識したいポイントを3つ紹介します。
歯の表面の乾燥は、着色・色戻りの危険性を高めます。
色のついたものを食べる前に水を一杯飲むことで、表面にベールができ、色の吸収を抑えてくれます。
こまめに水を飲むことで、着色物質が歯の表面に停滞することを防ぐことができます。
歯の表面についたものを常に流しながら食事をすることで、着色を防止できます。
食事後はすぐに歯磨きをします。
ホワイトニングを受けている期間は、歯ブラシを持ち歩くことをお勧めしますが、持ち合わせていない場合にはお口をゆすいでいただくことで代用できます。
色の濃い食品を口にしてしまった場合は、食べたらすぐに歯磨きをしたりうがいをしたりしましょう。
「歯を白くする」など、ホワイトニング効果について記載のある歯磨き粉を使うとより効果的です。
とにかく色素が歯の表面に触れている時間を短くすることが大切です。
ホワイトニング後に歯が白くにごってきた場合、飲食物のせいではなく、ホワイトニング剤の作用によって、歯の表面のエナメル質がごくわずかに荒れてしまうことが原因とされています。
通常は数日で自然に元に戻りますが、数日たっても歯の色が濁っていると感じる場合は、歯医者さんに相談しましょう。
ホワイトニングは1回で終わるものではありません。
食べていいもの、いけないものに神経質になり過ぎると継続することが難しくなるので、気を付けつつも神経質になりすぎないようにしましょう。
食べ物や飲み物だけじゃなく、嗜好品にもホワイトニング後には控えた方がよいものがあります。
タバコの煙に含まれる微粒子が歯に吸着しやすいので控えることをおすすめします。
口紅の色素が着色の原因となるので、注意が必要です。
うがい薬の中にはイソジンなど、色の付いているものがあります。
この色が歯に着色してしまいます。
どんなメニューにしたら良いのか悩ましく感じる方に向けて、参考にしていただけそうなメニューを紹介します。
調味料などに注意すれば意外とNGなものは少ないです。
(直後でなければ少量のドレッシング、マヨネーズも可)
コーヒーが好きで欠かせないという方には、ホワイトニング後に我慢するのが辛い方もいるでしょう。
施術後、4時間くらいは避けた方が良いですが、どうしても飲みたいときは、ホワイトニング以降の時間にストローを使って、なるべく歯に触れさせないように飲むなど工夫をしてみてください。
ホワイトニングを受ければ、白くなった歯は永遠に白いままというわけではありません。
汚れや着色物の付着により、ホワイトニングで白くなった歯も徐々にその白さを失ってしまいます。
そのため、ホワイトニングは定期的に行うことが必要になります。
一般的に、歯科クリニックで行う「オフィスホワイトニング」の効果は3ヶ月から10ヶ月程度持続すると言われていますが、飲食や歯磨きなどの生活習慣により、効果の持続期間は異なってきます。
歯のホワイトニング効果を持続させるのは、日常の習慣と心がけ、そしてお手入れ次第といえるのです。
マウスピース矯正にかかる費用について悩んでいませんか?
この記事では「マウスピース矯正の保険適用」について解説します。
結論、マウスピース矯正は保険適用外です。
ただし、一部条件によって保険が適用されるケースもあります。
その他にも「マウスピース矯正にかかる費用」や「マウスピース以外の矯正方法」についても解説するので、ぜひ歯ぎしりなどで悩まされている人は、参考にしてください。
まずはマウスピース矯正の費用相場について知っておきましょう。
マウスピース矯正と聞くと費用が高いイメージを持っているかもしれませんが、全体矯正と部分矯正で費用は異なります。
また、歯の状態によっても費用の差があるので、一概に費用が高いとは言えません。
以下では、マウスピース矯正にかかる費用について、5つを解説します。
マウスピース矯正で全体を行う場合の費用相場は、70~100万円です。
ブランドによって異なりますが、安いものでは適応できる症例が少ないため、おすすめできません。
どのような症例にも対応できるマウスピースを選ぶのであれば、70~100万円かかると考えておきましょう。
マウスピース矯正を部分的に行う場合の費用相場は、20~50万円です。
部分矯正は前歯を中心として歯を動かすため、費用を抑えられます。
また、マウスピースの作成方法も異なります。
全体矯正のマウスピースは、歯型をもとにコンピュータで治療計画を設計し、工場で製作するケースが一般的です。
対して部分矯正は、動かしたい歯にかぶせるマウスピースを手作業で製作するブランドもあり、発注費などもかからないために、費用を抑えられます。
ただし、どこまでの部分を矯正するかによって費用は異なります。
マウスピース矯正が高くなるケースは、歯の矯正に時間がかかったり、マウスピースの交換が増えたりする場合です。
主なケースとして、以下のようなものがあります。
上記のようなケースでは、工数が増えるために費用が高くなります。
実際に歯科医院で歯の状態を見てもらっ
マウスピース矯正が安くなるケースは、単純に工数がかからない場合です。
主なケースとして、以下のようなものがあります。
先述したように、マウスピースには全体矯正と部分矯正があり、部分矯正であれば費用を抑えられます。
また、マウスピースの交換が少なくて済むため、費用が安
マウスピースと一重に言っても、ブランドは様々です。
ブランドによっても費用が異なるので、以下で主に取り扱われているマウスピースブランドを見ていきましょう。
ただし、歯科医院によって取り扱っているマウスピースは異なります。
以下に掲載しているマウスピースを取り扱っていない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
ブランド | 治療範囲 | 費用目安 |
クリアコレクト | 全体 | 17~77万円 |
DENマウスピース | 全体 | 30~110万円 |
インビザライン コンプリヘンシブパッケージ | 全体 | 76~110万円 |
インビザライン ライトパッケージ | 全体 | 40~60万円 |
インビザライン エクスプレスパッケージ | 全体 | 30~77万円 |
キレイライン矯正 | 部分 | 21~38万円 |
アクアシステム | 部分 | 30~38万円 |
オペラグラス | 部分 | 30~60万円 |
アソアライナー | 部分 | 30~80万円 |
トランスクリア | 部分 | 37~60万円 |
インビザライン Goシステム | 部分 | 33~50万円 |
上記は目安費用になるため、具体的な費用は、歯科医院に確認してください。
結論から言えば、マウスピースは保険適用外です。
そのため、基本的には100万円ほどかかってしまいます。
その他、審美的な改善を目的とする歯科矯正のほとんどは保険が適用されません。
同様にスポーツ用のマウスピースも、保険適用外です。
ただし、歯ぎしりや食いしばり用の「ナイトガード」と呼ばれるマウスピースにおいては保険が適用されます。
後述しますが、一部の症状については保険適用となるケースもあります。
マウスピース矯正で保険が適用されるケースもあります。
基本的に保険の適用されないマウスピース矯正ですが、以下の例については保険適用内です。
これらの条件に当てはまる場合は、保険適用となり、3割程度の負担でマウスピース矯正が可能になります。
なぜなら、これらの症状は審美的な歯科矯正ではないからです。
以下で、それぞれの症状について解説します。
先天性疾患に起因した咬合異常とは、生まれつき顎の骨の形に異常があったり、先天性な全身疾患の影響を受けて噛み合わせに異常が生じていたりするケースです。
審美的な理由ではなく、疾患に起因しているために、保険が適用されます。
その他、厚生労働省の定める59の疾患に該当する場合は、ワイヤー矯正での歯科矯正も保険が適用されます。
厚生労働省の定める59の疾患は、以下のとおりです。
・唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ) /ゴールデンハー症候群/鎖骨・頭蓋骨異形成/トリーチャ・コリンズ症候群/ピエール・ロバン症候群/ダウン症候群/ラッセル・シルバー症候群 ターナー症候群/ベックウィズ・ウイーデマン症候群/顔面半側萎縮症(がんめんはんそくいしゅくしょう)/先天性ミオパチー/筋ジストロフィー/脊髄性筋委縮症/ 顔面半側肥大症(がんめんはんそくひだいしょう)/ エリス・ヴァンクレベルド症候群/軟骨形成不全症/外胚葉異形成症(がいはいようけいせいいじょう)/神経線維腫症(しんけいせんいしゅしょう)/基底細胞母斑症候群(きていさいぼうぼはんしょうこうぐん)/ ヌーナン症候群/マルファン症候群/プラダーウィリー症候群/ 顔面裂/大理石骨病/色素失調症/口腔・顔面・指趾症候群/ メビウス症候群/歌舞伎症候群/クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群/ウィリアムズ症候群/ビンダー症候群/スティックラー症候群/小舌症(しょうぜつしょう)/頭蓋骨癒合症/ 骨形成不全症/フリーマン・シェルドン症候群/ルビンスタイン・ティビ症候群/染色体欠失症候群/ ラーセン症候群/濃化異骨症/CHARGE症/6歯以上の先天性部分(性)無歯症/マーシャル症候群/成長ホルモン分泌不全性低身長症/リング18症候群 /ポリエックス症候群/リンパ管腫/全前脳胞症(ぜんぜんのうほうしょう)/クラインフェルター症候群/偽性低アルドステロン症/ソトス症候群/グリコサミノグリカン代謝障害(ムコ多糖症)/ 線維性骨異形成症(せんいせいこついけいせいしょう)/スタージ・ウェーバー症候群/ケルビズム/偽性副甲状腺機能低下症(ぎせいふくこうじょうせんきのうていかしょう)/Ekman-Westborg-Julin 症候群/常染色体重複症候群(じょうせんしょくたいちょうふくしょうこうぐん)/その他顎・口腔の先天異常(顎・口腔の奇形、変形を伴う先天性疾患であり、当該疾患に起因する咬合異常について、歯科矯正の必要性が認められる場合に、その都度当局に内議の上、 歯科矯正の対象とすることができる。) |
上記のいずれかに当てはまる場合は、どのような矯正治療も保険が適用されます。
永久歯萌出不全(えいきゅうしほうしゅつふぜん)に起因した咬合異常とは、永久歯が歯茎のなかに埋まったまま出てこないことが原因で起こる噛み合わせ異常です。
通常、乳歯から永久歯に生え変われば、永久歯が歯茎から出てきて咬み合わせが合っていきます。
しかし、永久歯萌出不全では、永久歯が歯茎から出てくることがないために歯の数が不足し、歯並びが悪くなったり噛み合わせが悪くなったりしてしまうのです。
機能的な噛み合わせ改善のための治療になるため、保険適用となります。
歯ではなく、顎に関連する「顎変形症」においても、マウスピース矯正の保険適用となります。
顎変形症とは、顎の骨の大きさや位置などの異常が原因で、歯並びや噛み合わせに問題が生じている状態です。
ただし、すべての顎変形症で保険が適用されるわけではありません。
保険が適用となるのは、顎の骨を切るような外科手術が必要な歯科矯正の場合です。
マウスピース矯正は基本的に保険適用外であるため、高額な費用になります。
費用面がネックでマウスピース矯正を諦めてしまう人もいるかもしれません。
しかし、以下2つの方法であれば、マウスピース矯正の費用を抑えられます。
上記の他にも、稀ではありますが、クリニックによってはマウスピース矯正のモニターを募集しているケースもあるので、モニターを募っているクリニックを探してみるのも良いでしょう。
以下では、費用を抑えるための2つの方法について解説します
マウスピース矯正は、クリニックによって費用が異なります。
どのブランドのマウスピースを扱っているかによっても設定している料金が異なるので、マウスピース矯正を安く提供しているクリニックを探してみてください。
同じブランドのマウスピースを扱っていても、クリニックによっては料金を安く設定している場合があるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
マウスピース矯正費用自体が安くなるわけではありませんが、少しでもお得に治療を受けるなら、医療費控除を申請しましょう。
医療費控除とは、年間の治療費が10万円を超えた場合、確定申告をすると支払った税金の一部が還付される制度です。
その年の1月1日から12月31日までの間に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。 引用元:No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)|国税庁 |
マウスピース矯正にかかった費用は医療費控除の対象となるので、確定申告の際に忘れないようにしましょう。
マウスピースでの矯正が難しい場合には、マウスピース以外で歯を矯正する方法もあります。
以下では、それぞれの特徴や費用について解説します。
何らかの理由でマウスピース矯正が難しい人は、以下の矯正方法も検討してみてはいかがでしょうか。
表側ワイヤー矯正は、名前のとおり、歯の表側にワイヤーをつけて歯の位置を矯正する、最もスタンダードな方法です。
費用目安は60~100万円。
安価ではありますが、表側に付けるため、口を開いたときに見栄えがよくないデメリットがあります。
また、人によっては矯正時に痛みが生じます。
裏側ワイヤー矯正は、表側ワイヤー矯正と同じ仕組みです。
ただし、ワイヤーの取り付け箇所は、歯の裏側になります。
費用目安は120~150万円。
表側ワイヤー矯正より費用は高いですが、口を開いた時にも目立ちません。
ハーフリンガル矯正は、表側ワイヤー矯正と裏側ワイヤー矯正の中間です。
上の歯は裏側に、下の歯は表側に矯正器具をつけます。
費用目安は80~130万円です。
マウスピース矯正は、保険適用外です。
クリニックによって多少費用は異なりますが、それほど大きな差ではありません。
そのため、マウスピース矯正をする際は、信頼できるクリニックであるかどうかで決めると良いでしょう。
マウスピ―スのブランドや費用の内訳がわかりやすく、審美歯科に知識を持つクリニックを選んでください。
マウスピース矯正のような歯並びを整える治療には、ある程度長い期間がかかります。では、マウスピース矯正の場合は具体的にどの程度の期間が必要となるのでしょうか。
マウスピースを使用した矯正にかかる期間は、治療する症例や方法などによっても異なります。また、装置の使用方法や普段の生活によって治療期間が前後するケースもあるでしょう。
当記事では、マウスピース矯正にかかる治療期間やマウスピースの仕組み、治療期間を短くする方法などについて解説します。マウスピースについて詳しく知りたい方や、マウスピース矯正をしたいと考えている方は、ぜひお読みください。
マウスピース矯正の治療を行う上でかかる期間は、およそ5ヶ月〜2年です。なお、患者さんが抱えている症状や口のなかの状況によっても大きく異なります。
部分矯正で治療可能な場合は、5ヶ月〜1年半程度で完了するケースがほとんどです。対して全体矯正を行う場合、1〜2年程度が目安となるでしょう。症状ごとの治療期間については、のちほど詳しく解説します。
歯並びを整える歯列矯正は、マウスピース矯正以外にもさまざまなものがあります。そして治療の方法によっても、かかる期間は大きく異なります。たとえばワイヤーを使った装置で治療を行うワイヤー矯正の場合、かかる期間はおよそ1〜3年です。
マウスピース矯正は、歯並びを整える治療が終了したらそれで終わりではありません。治療が完了したあとに、保定期間というものが別に存在しています。保定期間とは、整った歯並びが元の状態に戻るのを防ぐための期間のことです。
歯列矯正によって整えたばかりの歯は、歯槽骨(歯の根っこを支えている骨)がまだ不安定な状態にあります。そして歯根膜(歯の根の部分と歯槽骨の中間に位置する薄い膜)は、繊維が記憶しているもともとの歯並びに歯を戻そうとする動きをします。
上記の動きを防止することで、動かした歯たちが再び前の位置に戻ってしまうのを防ぐのが保定期間です。
保定期間中は、リテーナーと呼ばれる装置をつけて生活する必要があります。リテーナーの装着をサボってしまうと、せっかくお金と時間をかけて整えた歯並びが元に戻ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
元に戻れば、治療にかかる期間が長引いたり、治療を最初からやり直さねばならなくなったりする可能性もあるでしょう。
上記のとおり、保定期間は確実な治療の完了を目指すためには必須となる期間です。前の項目で解説した治療期間には、こちらの保定期間が含まれていません。つまり、治療期間にプラスして保定期間が発生するということになります。
保定期間の目安は、1〜2年程度です。期間は治療内容によっても異なりますが、最低でも、矯正にかかった期間と同程度の期間はかかる場合がほとんどです。
マウスピース矯正とは、マウスピースと呼ばれる装置を歯に取り付けて歯並びを整える治療のことです。ではそもそも、マウスピースはどのようにして歯並びを整えているのでしょうか。
マウスピース矯正を行う場合、あらかじめ患者さんの歯の状態をスキャンしておき、データをもとに患者さんに合ったマウスピースを作製します。
作製するマウスピースは、患者さんの現在の歯列との間で若干ズレが起こるような形となっています。そのため、マウスピースを取り付けることでずれている分だけ歯列に圧力がかかり、歯が動く仕組みとなっているのです。
マウスピース矯正などの歯列矯正は、基本的に長い時間がかかります。理由は、歯というものは基本的に少しずつしか動かせないためです。
歯は、歯槽骨と呼ばれる骨のなかに埋められています。歯列矯正によって歯に力を加えると、歯槽骨には破壊・吸収の働きが起こります。そして吸収された場所へと歯が動き、もともと歯のあった場所には新たな歯槽骨が生まれるのです。
上記のような骨の吸収と再生が繰り返し起こることで、歯は徐々に動いていきます。しかしこうした動きは、1ヶ月に1mmと非常に遅いペースでしか発生しません。したがって、歯並びを整えるのには長い時間がかかるのです。
「より大きな力で動かせば、早く終わるのでは」と考える方も多いでしょう。しかし歯にかける力が強すぎると、歯槽骨の再生が遅れてしまいます。すると歯茎が下がってしまったり、歯が抜けてしまったりするといった健康を害する事態につながりやすくなります。
したがって治療を行うためには、長い時間をかけることが不可欠となるのです。
マウスピース矯正にかかる期間は、患者さんが抱えている症例によっても異なるケースがあります。以下では、下記3つの症状ごとのおおまかな治療期間について紹介します。
出っ歯をマウスピース矯正で治療する際にかかる期間は、およそ7ヶ月〜2年3ヶ月です。ちなみに出っ歯とは、下の前歯よりも上の前歯のほうが前に突き出ている歯並びのことを指します。
すきっ歯をマウスピース矯正で治療する際にかかる期間は、およそ6ヶ月〜1年半です。すきっ歯とは、歯同士の間に隙間が空いている歯並びのことを指します。歯科医院では、すきっ歯のことを空隙歯列(くうげきしれつ)と呼ぶこともあります。
八重歯のような叢生(そうせい)をマウスピース矯正で治療する際にかかる期間は、およそ3ヶ月〜2年です。八重歯とは、歯列から突出し、近くの歯に重なってしまっている歯のことです。歯科業界では、叢生(歯同士が重なり合って凹凸ができている状態)の一種として扱われます。
早ければ3ヶ月と、ほかの症状に比べて早期に治療が完了することもあります。なお症状の度合いが大きい患者さんなどの場合、2年程度かかるケースもあるため注意が必要です。
マウスピース矯正を行う場合、審美性や生活のしやすさといったさまざまな観点から見ても「できる限り早めに終わらせたい」と考える方がほとんどでしょう。
マウスピースの使用方法を誤ったり、普段の口内の衛生管理を怠ったりすると、想定されていた期間よりも長引いてしまい、なかなか治療が終わらなくなることにもつながりかねません。以下のポイントに気をつけることで、マウスピース矯正の治療期間を長引かせにくくなる可能性があります。
なお以上の方法は、あくまでも「治療を長引かせないための方法」です。「あらかじめ想定されていた治療期間よりも大幅に短縮させる方法」ではない点にご注意ください。
上記を意識して生活することで、余分な時間をかけず、できる限り短い期間で終わらせられる可能性が上昇します。以下でそれぞれの詳細について詳しく解説していくため、なるべく早く治療を終わらせたい方はぜひ実践してみてください。
マウスピース矯正を開始する前には、歯科医師から1日に装着すべき時間を伝えられます。医師によって決められた装着時間は、毎日必ず守るようにしてください。
装着時間は、歯を正常に移動させるために必要な時間です。時間を守らないと治療計画のとおりに歯が動かなくなってしまい、結果的に治療期間が延びたり、きれいに治療できなくなったりすることにもつながりかねません。
患者さんが自由に付け外しできるという点は、マウスピース矯正における大きなメリットのひとつです。しかし自由に着脱できるからこそ、装着をサボってしまったり、外したあとに付け直すのを忘れたりしやすいというリスクもあります。
計画どおりに治療を進めるためにも、決められた時間分は装着するということを常に意識するようにしましょう。
治療期間中は、常に口のなかを清潔に保つようにしましょう。口内が不衛生な状態にあると、虫歯や歯周病の発症リスクが上昇します。
治療中に虫歯や歯周病を発症した場合、歯列矯正の期間とは別に、病気を治すための期間を用意することになります。すると全体的な治療期間も延びることになるため、結果的に歯列矯正にかかる期間も長引くことになるのです。
さらに、治療の内容によっては歯に詰め物や被せ物をするケースもあります。詰め物・被せ物を入れた場合、歯のサイズやフォルムが変化することにつながります。すると製作済みだったマウスピースが歯にフィットしなくなるため、作り直さねばならなくなることもあるでしょう。
作り直しとなれば、余分に費用がかかったり期間が長引いたりすることにもなりかねません。普段からブラッシングなどを通して、常に衛生的な環境をキープするようにしましょう。
チューイーとは、マウスピースが歯にしっかりとはまるようサポートしてくれる、シリコンでできたチューブのことです。
マウスピースが歯にフィットしていないと、歯が思ったとおりに移動せず、治療期間が長引いてしまう可能性があります。チューイーでマウスピースをしっかりと歯にはめ込めば、ひとつひとつの歯の動きがより良くなり、治療期間が長引きにくくなることにつながるでしょう。
マウスピース矯正にかかる期間は、およそ5ヶ月〜2年です。なお歯列矯正の期間とは別に、後戻りを防ぐための保定期間というものも用意されているため、ご注意ください。保定期間の目安は、1〜2年程度です。
グラーツデンタルケアは、西荻窪駅から徒歩1分の場所にある歯科医院です。当院ではより精密さにこだわった治療を実施しています。安全性の高い治療を受けたい方は、ぜひご相談ください。
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